主要人物
・世界樹とつながりえる少女?
本作の主人公の一人。世界樹に詳しい少女。草木が好きで植物愛護団体と名乗り、よく植林活動に勤しんでいる。怒るとえげつない魔法を使うようだが・・・?恋愛に興味があるもののよく判っていない。趣味は歌うこと。現在はミュラーの家で居候をしている。
・ユグドラシル教団の守り神?
本作の主人公の一人。いつも世界樹の元へ行きたがっている少女。『世界樹の申し子』『ユグドラシル教団の守り神』と呼ばれ、同教団の象徴的(アイドル的)存在になっている。その名に相応しく、マナの知識、世界樹の知識、魔力ともずば抜け、人も魔族もその力には敵わない、と考えられている。魔力量は魔王と同程度と試算されている。
・元、百年に一度の魔術師
本作の主人公の一人。幼少より魔法の才能を発揮し、隣国にまで名をとどろかした。しかしある出来事以降、魔力が使えない体になってしまう。努力は必ず報われると信じ生きているものの、何故かよく不幸なことが起こる。現在は王国軍兵として平凡に暮らしており、冒険者ギルドにも所属しているようだ。ただ王国軍は副業を禁止しているので、身近な人以外には秘密にしている。
●アルフレート・フォン・リヒテンベルク:Alfred von Lichtenberg
・憎まれ口をたたく王都一の魔術師
ジークベルトが魔力を失った現在、王都一の魔術師として王国軍に在籍している。魔法は才能で修行などもあまりしないらしい。パッと見は爽やかな好青年、可愛い顔立ちで女性に好かれやすい。名のある貴族家の出身で才能もあり幼少期から周りを見下し生きていたが、自分より才能のある魔法使いと出会い考え方を改める。ただ憎まれ口はそのままである。
・トネリコの弟
ちょっと生意気そうな口調だけど、とっても心強い少年。テレ屋。マナは一般人より少し感じれるレベル、魔法も苦手。だけど謎の武器を背中に隠し持っている。転送用マジックアイテム『フリューゲルの目』は彼の大切なアイテム。遠い国の時代劇ごっこが好きらしい。劇中に登場する語り部は彼が担当している。
田舎街ランゲンハーフェン
・おちこぼれ魔術師
桃色髪の関西弁風な方言を使う女性。トネリコより少し年上のよう。両親も冒険者で、親の背中を見て育った彼女は冒険者に憧れるようになる。一流の冒険者を目指し、お金を貯めて王都に引っ越してきたものの・・・?晴れて念願の冒険者になるが、魔術師としての実力はイマヒトツ。ランゲンハーフェンには冒険者ギルドのクエストでやってきた。訪れた初日に偶然、エッカーマンと出会う。
●パトリック・コール=イザベラ:Patrick Kohl=Isabella
・おねえ語を使うたくましいオカマ
冒険者顔負けの腕力を持つ、頼りになる酒場の店員。景気が悪くなった叔父の酒場を立て直そうと田舎に帰ってきた。20歳の頃はエッカーマン家へ使用人として働きに行っていた経歴がある。家族思いで、服の趣味と恋の盲目さえなければ頼り甲斐のある人物、かもしれない。本業は王都で引き抜き屋みたいなことをやっているらしい。
●ラウレンツ・フォン・エッカーマン:Laurenz von Eckermann
・父親の死と共に爵位と領地を継いだ地方領主
父が魔物に襲われ死亡する。その時周りに街の人が居たにもかかわらず、助けようとしなかったことが彼の心の闇となっている。もちろん真実は誰も魔物に歯向かえなかったのだが、彼の論点はもうそこにはなかった。謎の人物からマジックアイテム『浸蝕の杖』を譲り受けてしまう。
●エッカーマン護衛隊長
・エッカーマン配下の兵をまとめる隊長
冒険者で例えるなら、その実力はゴールドプレート持ちと同等の力を有すると言わる護衛隊長。ただし酔っているとストーンプレート並みになるという。お酒を飲むと暴れる&吐く&セクハラなど見境がない。
・海底トンネル現場主任
田舎街ランゲンハーフェンに住む一般人。街の賑わいが失われ、失業者が増え、治安が悪くなっていく街をなんとかしようと考えており、遠くの街とをつなぐ海底トンネルを作ろうと発案する。エッカーマンに事業として管理してもらい、街の人たちを説得して工事を進めるが・・・。エッカーマンには他の思惑があったようだ。
・イザベラの叔父
酒場を営んでいる。ヨハンとは子どもの頃からの仲である。街の賑わいが失われ、店の経営が苦しくなっているが基本は陽気な人のようだ。ベイベが口癖。高級ワインが何故かいつも割れる。
・元気いっぱいの男の子
とある出来事でトネリコと知り合い一緒にバイトをする仲になる。父が大好きで『お父さんのような家族を守る立派な人になりたい』と思っている。ルカの友達。
・おませなクルトの姉
丁寧語も使え、しっかりしている女の子。両親がいない中、クルトに勉強を教えたり家事などをしている。
・妻と子を愛す、クルトとヘルミーネの父
行方不明者である。
・クルトとヘルミーネの母
行方不明者である。
冒険者ギルド
王都中央支部
・冒険者ギルドの頼れるお姉さん
王都中央支部の受付嬢として日夜、冒険者たちと関わっているギルドスタッフ。誰にでも親身に接し自身の犠牲もいとわない、ギルドでの関わりをとても大切にしている。特に初心者の冒険者にはついつい深入りして面倒を見てしまう。ミュラーにだけ何故かとても口が悪い。
・医学に詳しい、女性冒険者ギルドスタッフ
分厚いメガネをかけドクターコートを羽織る、女性のギルドスタッフ。いつも冷静に冒険者と接していているため、冷たい感じがする、と噂されている。ヘレナのよき理解者でもあり、彼女が困ったときは助言を与える。ドMである。
・男性冒険者ギルドスタッフ
朝から晩までギルド内で働いている真面目な青年、とてもプロ意識が高い。一時期は仕事に自信が持てなかったが、様々な人と関わり自分の仕事に誇りを持った。ヘレナを尊敬しており、あんなギルドスタッフになれたらなと夢見ているようだ。田舎に幼馴染の女性がいたが、既にフラれたことを彼はまだ知らない。
・シルバープレート持ちの冒険者/戦士
女性をすぐ口説く大柄な冒険者、口説き方は失礼極まりないようだ。えらそうな口ぶりと態度、だが実は危ない場面ではすぐ逃げる小心者、そのおかげで今まで生き抜いてきた。とある一件があってから、パウラにだけは頭が上がらない。
・変な言葉使いの異国人冒険者/魔術師
デスマスの言葉使いがヘンテコな冒険者。外国からやってきた。根は純粋で周りへの面倒見も良い。純粋すぎて周りの雰囲気によく流される。
・メガネの冒険者/レンジャー
デュフフが口癖の冒険者。メガネを外すとそこそこイケメンらしい。トラップ作成や作戦立案、魔法解除に長けている。
・老骨の冒険者/剣士
おじいちゃん冒険者。腕の評判は良いようだ。何か目的があって冒険者ギルドに加入した。剣術、体術、魔力操作が行える実力を持っているが誰にも悟られないようひた隠しにしている。目立った行動もあまりしない。
・駆け出し冒険者/剣士
駆け出しだがリーダーの風格がある。あやまちは受け入れ、己を正し、非礼を詫びる。とても雰囲気の良い青年。何か秘密があるようだが・・・?
●ジェニファー:Jennifer
・駆け出し冒険者/魔術師
中二病を患っている。名前が女性っぽいため、昔はからかわれ続けていたという。手に何らかの紋章が封印されている。らしい。
●スケザエモン:Sukezaemon
・駆け出し冒険者/戦士
中二病を患っている。他国出身者であり名前がヘンテコである。バンダナで隠したおでこに第三の目が隠されているという。
●ジェレミアス・ホーエンローエ:Jeremias Hohenlohe
・冒険者ギルド、ギルドマスター
元冒険者。ヘレナ・ホーエンローエの父でもあり、世界中の冒険者ギルドを束ねるギルドマスター。普段は支部から支部へ世界中を飛び回っている。家族より仕事を優先した父親、そんな彼を見て育ったヘレナは憧れと寂しさを持ちつつ同じ仕事を選んだ。
●ウェルナー・リーデルシュタイン:Werner Riedelstein
・冒険者ギルド王都中央支部、支部長
ジェレミアス・ホーエンローエの旧友であり、元パーティーメンバー。現在は王都中央支部の支部長をしている。一般業務の大半はスタッフたちに任せ、ウェルナー自身は外交対応を行っている。そのため大体は不在だ。
・冒険者ギルドスタッフ
水色髪の女性ギルドスタッフ、たまに登場する。仕事に恋愛と日々の生活を謳歌している。数か月もすると恋人が変わっているらしく、とくに可愛い雰囲気の新人冒険者には目がないらしい。狙った獲物は逃さない。
・冒険者ギルドスタッフ
一般冒険者に扮した隠れギルドスタッフ、冒険者目線で新人のサポート、冒険者同士の仲を取り持ったりしている。ただ独断で判断して行動してしまうのがたまに傷。
●ハンス・バイルシュミット:Hans Beilschmidt
・無双の剣士/剣士
若くしてチームを立ち上げ瞬く間に王都最大人数のチームにのし上げた『フェアシュプレッヒェンジーク』のリーダー。冒険者ギルドの理念を最優先に考えている。自身のチームを良くしようと全力を尽くしており、チームを貶す輩がいた場合は何者であろうと許さない。ただ、急速にチームを大きくしたためイザコザが絶えない。ゴールドプレート持ち。
・音速の槍使い/戦士
チーム『ベイオウォルフ』のリーダー。柔軟さには欠けるが、どんな問題が起ころうとも冷静沈着で対処をする。戦士としての腕前も確かで、前衛として前に出ればどんな敵も彼を横切ることは出来ない。また槍の扱いにも長けており恐ろしいほどの戦果を挙げる。それらから多くの冒険者に慕われている。冒険者としては最上位のダイヤプレート持ち。
●マルティナ・クノブロッフ:Martina Knobloch
・薬学に詳しい冒険者/薬士
チーム『ベーニグレギオン』のリーダー。非戦闘最大人数のチームを率いる。おどおどとしているが別の顔もあるという。序列的には戦闘チームの方が格上なのだが、このチームは特別でどんなクエスト(戦闘以外)も達成させるという実績を持つ。それらにあやかろうと加入者も多い。ゴールドプレート持ち。3チームとも競い合っており仲がとても悪い。
王国軍
・王都憲兵隊、中央支部隊長
王都中央区を管轄する憲兵隊の隊長。強引ながら手堅く武勲を上げてきたのち、憲兵隊の隊長に配属される。また熱心なユグドラシル教信者でもある。階級は大尉。
●カールハインツ・フォン・フォルツ:Karlheinz von Volz
・ヴァルトリッター小隊、隊長
ミュラーやアルフレートの上司。有能だが一癖も二癖もある部下たちにいつも頭を悩ませている。ミュラーの考えをよく理解している人物でもある。趣味は筋トレ、隙あらば自分の筋肉を人へ見せようとしてくる。階級は中佐。
●アウグスト・フォン・リースフェルト:August von Liessfeldt
・卓越の三賢者の一人
全盛期は王国最強の三賢者の一人として活躍をした。現在は引退し王宮特別顧問として助言を行っている。また、名誉職として王都国立図書館の館長も兼任している。階級は中将。
王国の住人
・吊り橋工事の責任者
親方と呼ばれ、大工であることを誇り仕事をこなしている豪快な人。面倒見が良く仲間から慕われている。現在は吊り橋工事をおこなっている。昔、息子と喧嘩をし、息子が家を飛び出していってしまったことをずっと後悔している。
・建築ギルドの補佐員
建築ギルドでは作業効率化と欠陥防止のため責任者と補佐員が就くことになっている。作業員たちの頼りになるおふくろ的存在。能力は親方よりも高い。エリノルが主立っている業務は測定。後は男顔負けに力仕事も行っているようだ。
●ブルーノ・フロイデンタール:Bruno Freudenthal
・建築ギルド、ギルドマスター
建築ギルドの利益を最優先に考える建築ギルドマスター。いつも秘書の女性を連れている。他者を利用してでも利益を優先するため、『何とも食えない男』と巷の噂になってもいる。利害関係が一致したときは大きな力になってくれるようだ。
・建築ギルド、ギルドマスター秘書
赤髪の女性、記憶力がとても良いようだ。
・宿屋で働く娘
エリノル・オールトの長女。気立てが良く、宿屋の看板娘をやっている。ジェフ・リッテルストと幼馴染でとても仲が良かったが、最近はすれ違い始めたことを気にかけているようだ。
・エリノル・オールトの長男
マーティと呼ばれ、勇者にとても憧れている。当代の勇者にいつか会ってみたいと思っている。冒険者のバーティルへハンネとジェフの仲を良くしてほしいと頼み込んだ。
・エリノル・オールトの次男
ヒーアと呼ばれ、勇者に憧れている。勇者ゴッコをしている時が一番楽しい時間で、冒険者のバーティルのことを勇者だと思っている。
フォルシュトレッカー(謎の集団)
●総大主教:Grand Bishop
・???
●グリーベル大主教:Griebel "Arch Bishop"
・王都支部の責任者
本名マルセル・グリーベル。劫火の魔女を捕らえるよう指示している人物。総大主教より王都支部を任せられている。元貴族でもあり幼い頃に貴族社会で育つ。そんな中、彼の父が派閥争いに敗れ、謂れのない罪を被せられ爵位を失うことになる。そんな貴族社会を見て育った彼はこの世の不条理に怒り、世界樹に救いを求めることになった。
・謎の教団者
フードで顔を隠す、フォルシュトレッカー(執行人)と名乗った人物。術者のとしてとても優れた実力の持ち主で、真面目で律儀、部隊編成での統率力もあり上層部からはとても信頼されている。王都ではグリーベルの指示の下、魔女捕縛の任務に就き、彼の右腕として行動した。
・一般教団者
父親のデニス・リッテルストと喧嘩し家を飛び出して、この場所に身を寄せたようだ。グリーベル大主教からは魔法の才能があると目をかけられている。
・第三聖典の地位を持つ謎の教団者
謎の教団に在籍している女性。武器にはワールドクラス級のマジックアイテム『黄泉の大鎌』を持つ。「彼女に勝つにはこの世の摂理を覆すしか方法がない」と言われており、実際彼女に勝った人物は第一聖典ただ一人だけだという。その強さの秘密は教団内でも謎に包まれており、ナンバー3の地位も伊達ではない。総大主教から派遣され勇者攻略の就いている。
・第四聖典の地位を持つ謎の教団者
発言に問題も多いが確かな実力を持つ。蹴り中心の格闘技を主体としつつ、武闘家では習得不可能のはずの魔法も得意とする。その実績から教団の聖典ナンバー4まで上り詰めた人物。特別な任務は任されていないが、大主教へ何かのマジックアイテムを手渡したようだ。海外の人からはF4F(意地悪女)と呼ばれた。
・謎の教団者
褒め上手な笑顔の似合うやさ男。髪色は綺麗な赤で常識を持ち丁寧な話し方をする。実力も相当あるようだ。
魔界冥王軍
●冥王ミノフガレス:Minovgales
・最強の冥王
鬼のような出で立ち、唸るような声、圧倒的な力、魔界を統治する者であり魔界で最強の力を持つ。更に野望を企て人間の世界へ侵略を行っている。人間はただただ滅びの道を進むことしかできないという……。
●魔妖公バレフォル:Valefor
・冥王四魔貴族の一人
吸血鬼の一族で、昔から冥王と片腕として密接な関係を築いている家系。その実力は魔界ナンバー2とも言われ、知力を活かした戦い方は他の追随を許さない。全ての侵略の作戦を組み立てている。
●魔炎候バルバトス:Barbatos
・冥王四魔貴族の一人
蒼炎の魔族。その体の炎は自由にコントロールできる。武人として冥王に仕え従っているようだ。だが人間相手には容赦しない性格で、数々の武勲により四魔貴族の地位にまで上り詰めた。冥王軍の指揮を行っている。
●魔氷候オノスケリス:Onoskelis
・冥王四魔貴族の一人
機動力があり別動隊として動くことが多く、隙を突く攻撃を得意としている。美しくも冷たい表情は、見るものを魅了し、敵であれば次の瞬間には死にいたっているという。
●魔岩候ダンタリオン:Dantalion
・冥王四魔貴族の一人
無機物や有機物に憑りつき、完全に支配してしまう。対象者のスキルもある程度使えるようになるという。最近は人間に憑りつき、人間へなりきることにはまっているようだ。四魔候随一の残虐非道な性格をしている。
ユグドラシル教団(ユグドラシル・チャーチ)
・エルフリーデのおつきの子
ふわふわした髪の毛の女の子。エルフリーデに今日の予定などを伝えたりしている。普段は無口でエルフリーデ以外とはあまりしゃべらない。特技は無言の威圧感を出すこと、ファンからのエルフリーデガード率は脅威の99%を誇る。読書が好きで空いた時間はずっと本を読んでいる。
・エルフリーデの教育係
年老いた教育係。現在はエルフリーデの教育係として側に付いている。元科学者で昔、何かの研究をしていたらしい。
・ユグドラシル支部の責任者
支部のトップ。普段は巡礼者に向けて教えを説いている。
・エルフリーデ・ファンクラブ会員025
声の高い方。エルフリーデのことをリーデちゃんと呼ぶ。天敵はベルザンディ。エルフリーデに近づこうとしていつも阻まれている。
・エルフリーデ・ファンクラブ会員074
声の低い方。エルフリーデのファンで足を運びいつも会いに来ている。エルフリーデと結婚したい、とボソっとつぶやくのが口癖。
●ハインツ・フォン・ケッセルリング:Heinz von Kesselring
・マナ研究の第一人者
マナの知識や応用技術に優れた研究者。マナを操り永遠の命を手に入れたとさえ言われている。とある一大プロジェクトに参加した。
ゲストキャラクター
・東北家、三姉妹の末っ子
家でひきこもりつつゲームをしていたら、突然この世界に転送された可哀そうな子。元の世界に戻る方法が分からないので仕方なく色んな仕事をするはめに。元に戻る方法を探しつつ、とても順応していってる。きりたん砲と妖精が見える特殊技は健在だ。